用語解説
オーバーユース(おーばーゆーす)
Overuse
内容 | |
---|---|
身体の特定の部位に対して、通常はリカバリーできる範囲を超えるストレスが継続的に加わっている状態です。この状態は、組織に炎症あるいは破綻が生じる原因のひとつとなり、その結果として起こる障害の代表例としては、投球障害肩、野球肘、ジャンパー膝、疲労骨折、骨端症などが挙げられます。スポーツ活動によるストレスの影響は、競技種目や個人(フォーム不良、代償動作の有無、蓄積した疲労など)によって異なります。それゆえ、アスレティックトレーナーは、最適なリカバリーを達成するためにアスリート個々のコンディションを把握することが求められます。 | |
参考文献 | |
・中村利孝, 松野丈夫監修, 井樋栄二, 吉川秀樹, 津村弘編集: 標準整形外科学第13版, 医学書院, 東京, 2017. |