用語解説
内的危険因子(ないてききけんいんし)
Intrinsic (internal) risk factor
| 内容 | |
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| スポーツ傷害（外傷・障害）の発生には、危険因子（内的および外的）が複雑に関連しています。内的危険因子には、年齢（成熟度、加齢）、性別、身体組成（体重、体脂肪量など）、健康状態（既往歴、関節不安定性）、体力（筋力、パワー、最大酸素摂取量、関節可動域）、解剖学的特性（アライメントなど）、技術レベル（スポーツの技術、姿勢の安定性）、心理的因子（競争、モチベーションなど）があります。アスレティックトレーニングの現場でスポーツ外傷・障害を予防していくためには、選手に内在するこうした素因を考える必要があります。 | |
| 参考文献 | |
| ・Bahr R, Krosshaug T.: Understanding injury mechanisms: a key component of preventing injuries in sport. Br J Sports Med, 39(6): 324-329, 2005. ・Meeuwisse WH.: Assessing causation in sport injury: a multifactorial model. Clin J Sport Med, 4: 166–170, 1994. ・McIntosh AS.: Risk compensation, motivation, injuries, and biomechanics in competitive sport. Br J Sports Med, 39: 2–3, 2005. ・Bahr R, Engebretsen L.（陶山哲夫， 赤坂清和監訳）： スポーツ外傷・障害ハンドブック －発生要因と予防戦略－, 医学書院, 東京, 2015. |
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| スポーツ傷害（外傷・障害）に関わる危険因子 (Bahr et al. 2005 を改変) | |